優しくて泣ける。鍵山優真選手からの誘いで松岡隼矢選手が氷上に戻る。鍵山くんが練習に誘った事がきっかけで復帰

フィギュアスケート連載 #figure_eye、新たに「#from_FUKUOKA」と題し、ここ福岡で夢を追う選手の横顔を届けたいと思い、始めます。
初回は #松岡隼矢選手。
滑走屋、そして全日本。初めて語る想い、取材させて頂きました。
写真は全て撮り下ろしです。写真特集もぜひ。https://t.co/McY6Maam57

— 吉田航太 (@kotayoshidapic) July 23, 2024

福岡を拠点にフィギュアスケートを続ける男子シングルの松岡隼矢選手は半年間、競技から距離を置いた。2022年11月の東日本選手権で結果が残せず、全日本選手権への切符を逃したことがきっかけだった。

地元の友達と遊ぶ時間が増え、氷上を離れた生活が半年続いた23年6月、友人の鍵山優真選手から連絡が届いた。「アメリカから篠原泰良選手が来日するから、福岡のリンクで練習するけど来ない？」。鍵山選手の誘いで、久しぶりに福岡のリンクに足を運んだ。思えば、こんなに氷上を離れたのは初めてだった。「あなたも滑ったら？」。石原コーチの声が再び銀盤に呼び戻してくれた。

それから練習を再開。週3日から4日、梅雨空の下で気がつけば毎日リンクに通う生活に戻っていた。