中学1年生の道徳の教科書の教材に採用『挑戦することに、生きる—羽生結弦』

ねらい

４回転半ジャンプへの挑戦を続け
る羽生選手を支える思いについて
考えることを通して、困難にくじけ
ない強い意志の素晴らしさや、目
標の達成を目指すことの気高さに
気づき、自分の目標に挑戦するこ
とから逃げず、努力し続ける姿勢を
大切にする道徳的心情を育む。

学習指導過程
（「生徒に考えさせたいこと★」、主な発問など）
◎中心発問、　○基本発問

★逆境に立ち向かい目標に挑戦する強い意志は、どんな思いから生まれ
るのか。
１、目標や希望について考える。
２、羽生選手が挑戦を続ける理由を考え意見交流する。
自分を見つめて考える
◎北京オリンピックで4回転半ジャンプが失敗に終わっても、羽生選手が写
真のようにすがすがしい表情を見せたのはどうしてなのだろう。
考えを深める
○羽生選手は、どうして4回転半ジャンプへの挑戦を続けるのだろう。
３、羽生選手の姿から感じたことや考えたことを記述する。

生徒評価の視点

●友達の考えを聞きながら、挑戦を続けようとする
羽生選手の動機や、やり遂げたときの心情につい
て、さまざまな視点からとらえて考えている様子が
授業中の交流からうかがえる。
●羽生選手の思いを共感的に理解し、自分自身
の体験を振り返ったり、自分の思いを見つめたりし
ながら、目標の達成を目指すことについて考えて
いる様子が見られる。