NHK杯 エキシビション 坂本花織 鍵山優真などが華麗な演技

フィギュアスケートのNHK杯は、最終日の10日、エキシビションが行われ、鍵山優真選手や坂本花織選手が華麗な滑りで観客を魅了しました。演技の合間には、おととしの北京オリンピック団体で銀メダルを獲得したメンバーが登場し、ことし引退した宇野昌磨さんなどが集まったファンにメダルを披露しました。

東京・渋谷で開かれたフィギュアスケートのNHK杯は、男子シングルで鍵山選手が優勝、女子シングルでは坂本選手の優勝をはじめとして3位までを日本選手が独占するなど、各種目で日本勢が活躍しました。

最終日の10日は、出場選手が一堂に会してエキシビションが行われ、このうち三浦璃来選手と木原龍一選手の“りくりゅうペア”は、ポップな曲に乗せて息のあったスケーティングやリフトを見せて会場を沸かせていました。

また、鍵山選手は黒が基調の衣装で登場して壮大な曲に合わせて表現豊かな振り付けで演じ、キレのある3回転ジャンプや華麗なステップで観客を魅了しました。

さらに、きらびやかな衣装に身を包んだ坂本選手は落ち着いたピアノの楽曲でゆっくりと滑り始めると、得意のジャンプやスピンのほか、大人らしい振り付けを流れるように美しく演じて大きな拍手が送られていました。

そして、フィナーレでは、登場した選手が観客に手を振り、3日間行われたNHK杯はすべての日程を終えました。