NHK杯特集。鍵山優真選手の《一問一答》。ファン「なかなか濃い内容。今シーズンやりたいこと全部出来ると良いねぇ」

ーー今シーズン初戦の大会（イタリアでの大会＝2位）をどう受け止めている？

300点を目標にしていて、ちょっと届かなかったのですがいろいろ発見があり、収穫があり、色々なことを得られた試合だったと思っています。ジャンプもミスがあったんですが、意外とよい部分より課題の方がすごく多くて、まだまだ伸びしろがあるなと思いました。

ーー課題とは？

わかりやすい部分で言うと、やっぱりジャンプ。もっともっと良いものができるなと。失敗したジャンプについてはもちろんですが、跳べているジャンプについても、もっとGOE（出来栄え点）をあげられるなと思ったり。あとはステップやスピンもまだまだGOEが取れていない部分があったので、もっと曲を理解して、曲の一部に入り込んでいけるようなパフォーマンスができたらいいなと思っています。

ーーほかにはどんな発見が？

初めてフリーを披露したので、ステップからのお客さんの盛り上がりがよくて、それがすごくうれしかった。ショートの発見はあんまりないんですけど、ロンバルディア（大会）が終わってショートは結構手直しを加えて、振り付けも大幅に変わったところもあるので、グランプリシリーズに向けてよりよくできるんじゃないかなと思っています。

ーーマリニン選手との点差も意識？

もちろんです。去年の世界選手権で点差が明らかになったので、そこを詰めていく練習をしなければならないと思っていますし、今、1点あげるだけでもすごくきついスポーツなので、日々の努力が大事になってくると思うんですけど、そこに向けて1試合1試合丁寧に意識しながら頑張りたいなという気持ちでやっています。

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