BRUTUS編集長「おかげさまで羽生さん表紙が大バズり中ですが、特集の中身もまた面白い一冊に仕上がっています」

 

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最新号「美しい建築と窓」発売中です。おかげさまで羽生さん表紙が大バズり中ですが、特集の中身もまた面白い一冊に仕上がっています。自分の中では「棚」「机」特集に続く三部作最終版みたいな感覚でつくりました。窓という存在は本当に面白くて、外と内とを繋ぐ結界のようなものだったり、はたまた美しい景色を切り取るフレームだったり、外から見た建築物に彩りを与える意匠であったり。世界に類を見ない２週間売りのブルータスだからこそできた、攻めた特集に仕上がりました。

そして、そのテーマに寄り添って素晴らしいシューティングをご一緒してくれた羽生さんに、心から御礼を申し上げます。１カット１カットのシーンの意図を丁寧に聞いてくださり、そこからイメージを膨らませて臨むその姿は、モデルや俳優も顔負けの、世界を魅了し続ける表現者としての矜持を感じた撮影でした。インタビューも素晴らしいですよ。とにかく、とても刺激的な号ができあがりました。ぜひ覗いてみてください。

10月15日発売のBRUTUSは「美しい建築と窓。」

窓は空間を決める最も大切な要素です。歴史に名を刻む西洋の名作建築、光と影が際立つ伝統的な日本建築、開放的で自分らしい現代の住まい……。それらの美しさは、窓にこそ表れます。

そして窓は、アートの重要な主題でもあります。絵画や写真、映画では、画面自体がしばしば窓の機能を果たし、描かれた人々は様々な心情を窓辺に寄せてきました。

さあ、ページを開いて、無数の窓を心ゆくまで眺めてみましょう。それはまさに、人間が生み出してきたあらゆる美を探求する旅なのです。